努力が才能に勝てるのかとかそういった話

こんばんは。

最近はコロナの影響で家にいることが多く、情報収集に使う時間がとても増えているのですが、一つ興味深い話があったのでシェアしたいと思います。

 

みなさんは「努力に勝る天才なし」ということわざを聞いたことはあるでしょうか?

意味は言葉そのままで、努力さえあれば、天才も超えることが出来る、 また、いくら天才でも努力をしないと努力をしている人にかなわないということです。

 

これを聞いて努力をするためのモチベーションが上がることはあるかもしれませんが、個人的には聞くたびに全然共感できないなと思っていました。

 

 

僕のように共感できない人も多いんじゃないかと調べた結果、2015年に20代の会社員200人を対象とした、「仕事・人生の名言で共感できないもの」のアンケートが行われており、実際にこの言葉が堂々の1位となっていました。以下は10位までの結果一覧。

 

■共感できない「仕事・人生の名言」TOP10

1位 努力に勝る天才無し
2位 一生懸命努力すればするほど、運は味方する
3位 果報は寝て待て
4位 明けない夜はない
5位 ドアを叩け、さすれば開かれん
6位 忙しい時ほど遊ぶ
7位 他人と同じ考え、同じ行動をしてはならない
7位 志を立てるのに遅すぎるということはない
9位 リスクを負わないのがリスク
10位 試練は越えられる人にしか与えられない 

(フリーマガジンR25調べ)

 

 

N数が少ない上に対象が偏っているので断定的なことは言えませんし、どういう心境でこの言葉を挙げているのかはわかりませんが、少なくとも僕と同じ気持ちの人が多くいることが実際にわかりました。

 

 

さて、前置きはこれくらいにして本題に入って行きますが、

 

近年の遺伝学における研究において、いわゆる「努力遺伝子」なるものが存在すると結論づけられています。初めて具体的な研究結果が提示されたのは2014年のことです。掲載されたのは『Psychonomic Bulletin & Review』という雑誌で、アメリカはミシガン州立大学のZach Hambrick氏らのチームが発表しました。

 

ざっくりと内容を説明すると、

一卵性の双子(遺伝子共有率100)と二卵性の双子(50)850組の比較を用いた研究で、結論の概略としては「より多くの練習を行う傾向は遺伝の影響も受けている」

ということでした。

 

より簡単にいうならば、「努力できるのも才能」であるということです。

 

エジソンは「天才は1%のひらめきと99%の努力だ」と言ったそうですが、この研究では、「努力」できること自体が才能だったということが示唆されています。

 

 

前置きで話しました、僕を含めた多くの人が感じていた「努力に勝る天才なし」とかいう言葉は前提から間違っていて、そもそも「努力 VS 才能」という構図ではなく、努力できること自体が才能だったようです。

 

こんなこと言ってしまうと、凡人にはなす術がないじゃないか!といわれてしまうでしょうし、僕も強くそう思います。

研究は時に残酷な現実を突きつけますね。

 

こういった現実にどう対処していいか、実際に僕の中では結論が出ているわけではないです。

凡才は凡才なりに生きる道を見つけて適度にやっていくしかないのかと、ある種諦めのような気持ちがあるのも事実ですが、現代であれば環境調整次第で努力を継続するための下地を整えることはできると思っています。

 

次回は件の研究に関連した詳細なデータなどを持ち出して、もう少しくわしくお伝えしようと思います。

 

 

本日は以上です。それでは。