遺伝する才能たち

前回の記事にて、いわゆる「努力遺伝子」の存在、「努力できる才能も遺伝する」ということを過去の研究結果などを踏まえて書きました。

今回はもう少し詳細なデータなどを絡めてお伝えしていこうと思います。

 

一例として、遺伝と環境の関係を専門とする慶應義塾大学教授の安藤氏は、遺伝と環境に関して

「遺伝は、人間のあらゆる部分に関わっています。もちろん環境次第でその現れ方には個人差が生じますが、体の特徴や病気だけでなく、心の様々な働きも、遺伝によって左右されます。また、『体は遺伝だが、心は遺伝ではない』と考えたがる人は少なくありません。しかし、心も脳の働きの表れである以上、顔つきが親に似るように、親からの遺伝によって影響を受けるのは当然なのです」

 

・・このように論じています。

 

ちなみに脳の中でも前頭葉は知的能力に最も関連の深い領域ですが、実際に前頭葉の表面積・厚さ・密度は約80%は遺伝の影響を受けると言われています。親が賢いと子供も賢いというのは世間一般に言われていることですし、実感している方も多いんじゃないでしょうか?

 

 

話は変わりますが、「好きこそものの上手なれ」という言葉がありますね。

この言葉、個人的には本当にそうだと強く思っています。

 

けれども、「好き」になるための条件の大きなものの一つとして、それ自体がうまくできることが必要ではないか?とも思っています。

 

例えば野球が好きになるには野球をある程度(周囲の人よりも)上手にプレーできることが、野球をより好きになることにつながります。

というのも、周囲と比べて上手にプレーできることそのものが楽しく感じられるからです。

 

そうすると「練習して上手になること」自体に楽しみを見出すことが可能になるので、上手い人ほどたくさん練習をするというサイクルになっていきます。  

加えて先日の記事でもお伝えしたように、「努力できる才能」が存在することも明らかになってきています。

 

それらもひっくるめると、そもそも「好き」になること自体も才能と言えるのではないでしょうか。

 

前述した慶応の安藤教授がおっしゃっていたように、人間のあらゆる部分には遺伝が関わっています。

これは芸術やスポーツ、学問などパッと思いつくものだけではなく、「あらゆる」部分に遺伝が関与します。

分野によって遺伝の影響が大きかったり小さかったりというのはあるようですが、とりわけ音楽や数学といった分野では顕著だと言われています。

(例えば、ニューヨーク州立大学で行われた研究によれば、不倫や一夜限りの恋が多いことにも遺伝子が関連することが突き止められたそうです。すごい研究ですね。)

 

 

遺伝と才能の関係について調べてまとめてみた結果、厳しい現実を突きつけられた感じもありますが、諦めが肝心と思っている自分にとっては結構腑に落ちることもあったので、後悔はしていません。

ちなみに僕はある本の影響で「諦める」という言葉を完全にネガティブなことだとは捉えていないし、ある意味大切な力だと思っています。こういった考えに関しても以後機会があればアウトプットできたらいいなと感じています。

 

二回にわたって才能と努力に関する記事を書きましたが、まだ持っているネタがあるので、まとまったら第3弾という形で書くかもしれませんのでよろしくお願いします。

 

それではまた~