理学療法士として働いて感じたデメリット・悪かった点

こんにちは。今回の記事は前記事でも予告した、理学療法士として働いて感じたデメリット・悪かった点です。

メリットや良い点を述べた過去2記事と違って、書いてみたらデメリットはそれぞれの項目が密接に関連する感じになったので、特に項目別に書いていく形でなく、徒然なるままに書いていきます。

 

大きな項目としては、以下に挙げた三点ほどです。

1:キャリアアップがしづらい

2:やりがい搾取な体質である

3:給料が低い、上がりづらい  ←別記事で詳しく

 

それでは説明に入っていきます。

 

理学療法士の国家資格の取得には、3-4年の間国指定の養成校に通ったのちに国家試験を受験し合格することが必要です。

 

その理学療法士資格には上級資格が設定されており、認定理学療法士や専門理学療法士といった理学療法士協会独自の資格や、完全な上位資格とは言えないかもしれませんがトレーナー系の団体の民間認定資格などが存在します。

 

いずれの資格取得にも研修への参加や、症例レポートの提出など、それなりの時間と労力を求められます。

 

そして、ようやく取得できるこれらの資格ですが、はっきり言って資格を取ることで得られる直接的なメリットはほとんどありません。

もちろん研修を通して知識と技術を得られるってことはありますが、それが給料アップにつながったりすることはほぼなし。

強いていうなら同業者に多少見栄が張れる程度だと思います。

 

就業先によっては取得時に一時金などが出る場合もあるのかもしれませんが、少なくとも自分の知り合いの職場にはないですし、あってもごく少数でしょう。

 

また、専門理学療法士や認定理学療法士が応募の条件になっているような理学療法士の就職求人も、調べた範囲では全くもってありませんでした。

 

このように、一応キャリアアップに見せかけた上級資格はあるものの、それに対するインセンティブ設計は全くできていないのが現状です。

インセンティブが無いにも関わらず、何故か新たな資格を取っていくスタンスを見せていないと「やる気が無い」と見られる職場もあるなど、ある種のパワハラ体質が存在することも事実です。

 

前記事でも似たようなことを述べましたが、理学療法士の中には「患者のために」というピュアなボランティア精神でものすごく熱心に仕事に取り組み、休みの日も有料のセミナーに出向いて知識や技術を取り入れて、、という方が少なくありません。

 

また、理学療法士は養成校でコミュニケーションの訓練を受けてきていますし、日々業務の中でも積み重ねていますので、本当の意味での相手を考えたコミュニケーションができている人が多いように思います。

 

そのような感じに加えて「仕事はお金じゃなくて、やりがいだ」、「医療で世の中をよくしたい」といった考えを第一に持っている人が冗談でなく本当にたくさんいます。

 

本当に素晴らしいですし、とっても尊敬します。なんなら医療従事者の鏡とも言えるくらいだと思いますし、実際にそういった方は人格的にも優れているなと感じます。

実際に患者さんや家族には感謝されることは多いですし、やりがいがあるのも確かです。

 

しかしそういった中で、患者さんのために、という気持ちが高い人ほど給料UPに直接的には繋がりにくい方向に時間やお金をかけることが多くなりやすく、そういった意味で理学療法士は「やりがい搾取」されやすい体質の仕事であることが言えるでしょう。

それでもいいっていう人はしょうがないですが、やはり仕事である以上にお金は大事ですし、こういった風潮に嫌気がさしたので僕は病院勤めの理学療法士をやめました。

事自体は比較的好きではあったんですが、FPの資格を取ってお金の知識が付いてきた頃から、やはり将来を考えると理学療法士だけではやっていけないと感じたので、そのころから努力で給料が挙げられる可能性の高い職種への転職を考えはじめました。

今後一般的な医療介護施設で理学療法士を再びすることは、ほぼほぼないと思います。

 

3記事にわたって理学療法士のメリット・デメリットについて書いてきましたが、項目の多さだけでいうとメリットも結構多かったですね。ただ、デメリットの一つ一つの項目が重すぎるっていうのは見過ごせませんが。。

 

次回は理学療法士の給料に関する記事をアップする予定ですのでお楽しみに。

それでは!